不動産投資を始める際には、様々なお金がかかります。
投資する土地や建物の価格だけでなく、他にも必要になる費用が発生するので、事前にきちんと押さえておきたいものですね。
初期費用

・物件価格
土地と建物の本体価格です。
・消費税
建物相当分に消費税が課税されます。(土地相当分にはかかりません)
・仲介手数料
不動産業者を介して物件を購入した場合、不動産業者に仲介手数料を支払います。
金額は売買した金額によって算出されます。
・不動産登記費用
投資した不動産の所有権を移すためにかかります。
登録免許税の他に、司法書士に対する報酬としての費用が必要となります。
金額は不動産の価格などによって異なります。
・印紙税
不動産を購入する際に必要な売買契約書に用います。
・住宅ローン事務手数料など
ローンを組んで不動産を取得する場合、ローン申し込みの際に事務手数料を金融機関に支払うことになります。
また、保証料もかかります。
・不動産取得税
不動産取得時にかかります。
この税金は取得した時1回支払うだけで、その後はかかりません。
・保険各種
購入物件に対して加入する火災保険の他に、ローンを組んだ場合に加入できる団体信用生命保険などがあります。
・固定資産税
毎年1月1日の時点での所有者に課税されます。
日割り計算で所有権を取得後の日数に応じた金額を支払います。
維持費など
購入後もお金は掛かります。 入居前にメンテナンス費用が必要になる不動産物件もあるでしょう。 また、不動産の管理費も必要ですし、建物の場合には修繕費などがかかることも見込んでおく必要があります。
以上、諸経費についてご紹介しました。 かかるお金の額を事前にきちんと把握しておき、資金計画に組み込んでおくことが重要です。 総額でどのくらい掛かるのかは投資する不動産の価格などによって異なりますので、あらかじめ下調べをしておくことをお勧めします。